自分のサービスでLINE公式アカウントを使ってみたいけど、無料でどんなことができるのかな?と思っていませんか?
LINE公式アカウントは、企業だけでなく個人でも無料で簡単に利用することができるんです。この記事では、LINE公式アカウントを使って無料でできることを分かりやすくお伝えします。
こんなお悩みを解決します!
・LINE公式アカウントの無料機能でどんなことができるの?
・無料と有料プランの違いは?
最後までお読みいただければLINE公式アカウントの無料で活用できる範囲を確認でき、あなたのサービスの利便性を高めていけますよ。
LINE公式アカウントを使って無料でできることとは?
LINE公式アカウントは、無料でビジネスに活用できる機能を多く兼ね備えており、LINE公式アカウントの開設、運用は誰でも無料で行うことができます。
お客様との1対1チャットやポイントカード、クーポンなどのすべての機能が無料なので活用したいところですよね。
まずは無料で送れるメッセージ数について見ていきましょう。
無料で送れるメッセージを活用しよう
LINE公式アカウントの料金プランは3つに分かれており、無料プランの名称は、コミュニケーションプランです。
月額の固定料金なども一切かかりません。
引用:LINEヤフーfor business https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/20240607/
無料プラン(コミュニケーションプラン)で送れるメッセージの回数は200回で、上記の通りです。
メッセージ配信が200回になってもメッセージ送信ができなくなるだけで、有料プランに自動的に移行することもありません。
1カ月の無料配信は友だちの数を確認すれば、イメージができますよ。
お友だちが50名であれば、
1カ月に4回のメッセージ配信が行えますね。
さらにこの200回の通数カウント(料金に含まれない)メッセージ送信もあるので、見ていきましょう!
料金の回数に含まれないメッセージとは?
先ほど、無料プラン(コミュニケーションプラン)は 1カ月に200回無料と説明しましたが、そもそも通数カウントにも含まれない無料で送れるメッセージや投稿もあります。
通数カウントに含まれないメッセージや投稿は、下記の4つです。
・チャットのメッセージ’(1対1のチャット)
・あいさつメッセージ
・応答メッセージ(自動応答)
・VOOM投稿
200回のカウント時に含まれるメッセージは、下記の2つです。
・メッセージ配信(絞り込み配信)
・ステップ配信
無料でメッセージ送信のできる200回に加え、ずっと無料の上記の機能をぜひ活用したいところですね!
フリープランの通数は1000通までなの?(現在200通まで)
フリープランの通数が1000通までなの?と誤解していらっしゃる方もおられるかもしれません。
他のサイトなどで、1000通まで無料であると紹介していることもあるためです。
以前は1000通まで無料だったのですが、2023年6月に改訂され、現在、無料プランは200通まで無料となっています。
200通までだと、配信数が少ないかも..と思われるかもしれませんね。
ただ最初にお伝えした通り、そもそもメッセージ送信カウントに含まれない無料の機能も多くあります。
また、LINE公式アカウントは複数の開設も可能ですので、無料部分を利用しないのはもったいないと言えるでしょう。
LINE公式アカウントの無料プランと有料プランの違い
実は、有料プランと無料プランに使える機能に違いはありません。
有料プランとの違いは、1カ月に送れるメッセージ数が多いか、少ないかの違いです。
引用:LINEヤフーfor business https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/plan/
メッセージをたくさん送信したい月に、有料プランを検討することも可能ですよ。
(※有料プランから無料プランへの変更は翌月反映になります)
無料プランと有料プランの違いをもう一度おさらいしておきます。
・有料プランと無料プランの違いはメッセージの配信数
無料で利用できる、LINE公式アカウントの便利な機能についてご紹介しますね。
LINE公式アカウントの無料で使える便利な機能一覧
LINE公式アカウントには、無料で使える便利な機能が数多くあります。
機能の一覧は、下記のとおりです。
メッセージ配信(絞り込み配信)
ステップ配信
チャット
リッチメッセージ(3種類)
オートメーション機能
応答メッセージ
ショップカード
クーポン
リッチメニュー
分析
リサーチ(アンケート)
プロフィール
LINEコール
LINE VOOM(旧タイムライン)
メンバーシップ
一つずつご紹介していきますね。
メッセージ配信の機能
一番よく利用されている、メッセージ配信機能について説明していきます。
メッセージ配信(絞り込み配信)
メッセージ配信はお友だちのユーザーへ一斉にメッセージが送れる機能で、LINE公式アカウントのメイン機能と言えます。
メッセージを作成する際には、文字、クーポン、スタンプなどの組み合わせが可能です。
メッセージの吹き出し3つ分までが1通分の配信カウントとなり、一度の配信で内容をたっぷりお友だちに届けることができますよ。
引用:LINEキャンパス https://campus.line.biz/line-official-account/courses/features/lessons/broadcast
また、配信のタイミングを予約しておいたり、お友だちの属性ごとに配信できる「絞り込み配信」も可能です。
イベント告知や新商品の案内などでよく利用されています。
ステップ配信
ステップ配信は、お友だち追加してくれた日から数えて〇日後に、自動でメッセージを配信する機能です。
複数のメッセージを設定しておくことができるので、手動で送る手間も省けます。
引用:LINEヤフーfor business https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/step-message/#step-message
友だち追加されてから数日後~数週間後にメッセージやクーポンを送れば、友だちとして継続してくれる見込みが高まるとのこと。
ぜひ活用してみてくださいね。
チャット
お友だちと1対1でチャットができる機能で、無制限に無料の活用が可能です。
予約を受け付けたり、お問い合わせを受け付けたりできるので、お客様であるお友だちと気軽にコミュニケーションをとることができます。
ただし未認証アカウントでは、お友だちに一度メッセージやスタンプなどを送ってもらってからでないとチャットを利用できません。
チャットを利用されたい場合には「あいさつメッセージ」などで、メッセージやスタンプを送ってもらうように案内しておくとスムーズですよ^^
リッチメッセージ(3種類)
メッセージ配信で利用する画像やカードタイプの画像、動画を作成できる機能です。
リッチメッセージは、下記の3つに分かれています。
・リッチビデオメッセージ ー動画配信
・カードタイプメッセージ ー横にスライドのできる、カードタイプメッセージ
テキストだけで送るメッセージよりも、お友だちの目に留まる可能性がグンと上がりますし、伝わりやすいですよね。
オートメーション機能
設定しておくと自動で動いてくれたり、販促に役立つ機能についてご紹介します。
応答メッセージ
応答メッセージは、お友だちが送ってくれたメッセージに対して、自動的に返信してくれる機能です。
すべてのメッセージに返信する「一律応答」と、特定のキーワードにだけ返答する「キーワード応答」があります。
引用:LINEヤフーfor business https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/step-message/#step-message
事前に特定の言葉を設定しておくと、応答メッセージを自動で配信してくれるので、返信する手間が省けとても便利ですよ!
どんなメッセージを送っても反応する「一律応答」に、「キーワード応答」の言葉を入れておけば、お友だちにさらにたくさんの情報を自動で届けられますね。
応答メッセージの配信も無料です!
ショップカード
ショップカードは、ポイントカードがLINE上で発行できる機能です。
ゴールまでのポイント数は1〜50ポイントまで自由に決められ、QRコードを読み込むとポイント追加ができます。
紙のポイントカードと違って紛失することもなく、お友だちへ気軽にお得感をアピールできますよね。
紙のように発行コストがかからないので、経費削減や業務の効率化も期待できます!
クーポン
クーポンを作成できる機能もあります。
デジタルクーポンなので紙のクーポンと違いコストをかけずに、自由なクーポンを作成できます。
LINE公式アカウントからクーポンを送ったり、LINEVOOMやSNS上でシェアすればよりたくさんの方へクーポン配布ができますね。
リッチメニュー
リッチメニューとは、LINE公式アカウントの画面下部に表示されるメニューのことを呼びます。(画像の1番左側、下部にあるメニューのことです)
引用:LINEヤフーfor business https://www.lycbiz.com/jp/column/line-official-account/technique/20180731-01/
リッチメニューの画像の中にクーポンやショップカード(ポイントカード)、商品情報、ホームページやSNSへのリンクを自由に設置しておくことなどができます。
リッチメニューはデザインを自由に作成することで、小さなホームページに見せることも可能ですよ。
データ活用機能
LINE公式アカウントのデータ活用機能について、ご説明します。
分析
分析機能では、LINE公式アカウントのお友だちのデータを数値として確認できます。
確認できるデータ例は下記のとおりです。
・友だちの追加数やブロック数、追加経路
・メッセージの配信数、開封率
・VOOM投稿のインプレッション数
・URLのクリック数など
お友だちの反応を把握し、次回の施策の検討材料に用いることができますね。
リサーチ
リサーチ機能は、LINEでアンケートを作成できる機能です。
(パソコンの管理画面からのみ、リサーチの作成が可能です)
LINEからお友だちにアンケートを送ることで、お友だちのニーズや悩みごと、意見などを集めることができます。
質問内容には定型文が用意されており、気軽にアンケートを作成できますよ。
作成できたアンケートは、メッセージ配信やLINE VOOM(旧:タイムライン)から送ってみましょう。
ちなみに回答率をあげるコツは、LINEオフィシャルサイトの情報によるとお礼のクーポンを用意しておくこと!だそうです。
その他の機能
その他にもLINE公式アカウントのたくさんの無料機能があります。
順に説明していきます。
プロフィール
LINE公式アカウントのTOP画面とも言えるプロフィール部分です。
基本情報として、下記の要素を掲載できます。
・紹介文
・営業時間、電話番号、住所、地図
・商品の料金、お支払い方法、設備情報
・ウェブサイト、予約
お友だちを追加しようかな、と思って訪れた方が一番最初に目にする部分なので、内容を整え、お得情報を見せてお友だち追加へ後押しできるようにしておききたいですね!
LINEコール
LINEコールとは、お友だち側からのみかけられる、無料の通話機能のことです。
直接会話できるので、お友だちが文章で伝えづらい時に役立ちます!
LINEコール用のURLリンクとQRコードを発行でき、リッチメニューやLINEのプロフィール部分、チラシなどでお知らせできますよ。
ビデオ通話にも対応していて、オンライン面接や相談などにも利用できます。
固定電話を持たないサービスでも電話機能を無料で取り入れられるので、大きなメリットと言えますね!
LINE VOOM(旧タイムライン)
LINE VOOM(旧タイムライン)は、ショート動画を投稿できる機能です。
引用:LINEみんなの使い方ガイド https://guide.line.me/ja/linevoom/howto-linevoom.html
LINE VOOM(旧タイムライン)はSNSのような特性を持っていて、友だち以外にもフォロワーや、おすすめに表示されることでさらに認知拡大につながります。
フォローしてもらえても友だちにはならないのですが、無料で投稿できるためぜひ活用したいですよね。
ショート動画以外にも写真、テキストの投稿もできます。
メンバーシップ
メンバーシップは、LINE公式アカウント上でサブスクサービスを作成できる機能です。
利用するには認証済みアカウントであるか、未認証アカウントの場合ならターゲットリーチ数が200人以上でなければなりません。
また、LINEヤフー社の審査に通る必要もあります。
(政治や宗教関連、投資など利用できない業種もあります。)
サブスクサービスに入ってくれた友だちへは、無料でメッセージ配信ができます。
メンバーシップのサブスクサービスで得た収益は手数料が差し引かれますので、ご注意くださいね。
参考にしたいLINE公式アカウントの無料プラン活用例
LINEヤフーfor businessで紹介されている、LINE公式アカウントの活用事例を見てみましょう。
ショップカード事例|SUZU CAFEさん
全国にあるカフェチェーン「SUZU CAFE」さんでは、ショップカードを始めとする施策でリピーター育成に力を入れられたそうです。
お友だち追加すれば、その場で使える「チーズケーキ無料」クーポンを渡し、ショップカードは5ポイントおきに特典を受け取れるように。
また、「グループ全員にランチデザートをサービス」する特典や、お客様が減りがちな雨の日なら「2倍ポイント贈呈」などを実施されたところ、友だち追加した方の約半数がショップカードを利用している結果が出られたそうです。
近くにあるカフェであれば、うれしい特典ばかりですよね。
自動応答の事例|ビューティー サロン Be+さん
なんと自動応答や予約機能を駆使し、実質スタッフ1名で250名以上のリピーターを獲得されている、ビューティー サロン Be+さんの活用事例です。
お友だち追加時に、よくある質問にキーワード送信で回答できることをお伝えされています。
駐車場の場所についての質問が多くを占めたそうですが、電話対応がほぼなくなったそうです。
テキストだけでなく画像も一緒に送ることで、お客様が駐車場の場所をサッと確認できていいですよね。
LINEチャット活用事例|お部屋探しのハートサポートさん
株式会社縁蔵ホールディングス様の不動産仲介サービス、お部屋探しのハートサポートさんのLINEチャット活用事例もご紹介します。
「初期費用の安さ」が印象的なハートサポートさんは、動画投稿サイトで物件を紹介し、気になったお客さんはLINEからお問い合わせができる仕組みづくりをされています。
引用:LINEヤフーfor business https://www.lycbiz.com/jp/case-study/line-official-account/heyasupport/
LINEチャットの機能で書類送付までも行い、入居の申込手続きが完了できるので、業者の方もお客様もかなりの時短と手続きの効率化を実現されていますね。
無料のLINE公式アカウントの開設してみよう
早速、無料でたくさんの機能を活用できる、LINE公式アカウントを開設したい!と思われたことでしょう。
LINEアカウントの作成ももちろん無料です。
3分ほどあれば開設できますので、下記のLINE公式アカウントのトップページから申し込んでみてくださいね。
LINE公式アカウントのトップページを開いて上部右側あたりにある、アカウント開設のボタンからできますよ。
LINE公式アカウントの無料でできることはたくさん!
LINE公式アカウントの無料プランでできることを、簡単におさらいしてみましょう。
以下が、LINE公式アカウントの無料機能一覧でした。
メッセージ配信(絞り込み配信)
ステップ配信
チャット
リッチメッセージ(3種類)
オートメーション機能
応答メッセージ
ショップカード
クーポン
リッチメニュー
分析
リサーチ
プロフィール
LINEコール
LINE VOOM(旧タイムライン)
メンバーシップ
ビジネスに役立つたくさんの機能を兼ね備えており、LINE公式アカウントでできることが多くありましたね。
くり返しますが、LINE公式アカウントの無料プラン(コミュニケーションプラン)でも有料プランでも利用できるすべての機能が同じです。
有料プランのできることの違いとしては、メッセージの配信できる数が増えるということでした。
ぜひあなたのサービスにもLINE公式アカウントを取り入れてみてください。
おうちofficeのLINE公式アカウントでは、LINE公式アカウント運用のコツや使い方などをご紹介する予定です。
実際にLINE公式アカウントを活用してみたけど、わからないことがあればぜひお気軽にご相談ください。
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