飲食店のLINE公式アカウント活用事例5選!参考にしたい作り方とコツ

line-official-restaurant-case-eyecatching.png LINE公式アカウント

飲食店の集客やリピーター獲得のツールとしてLINE公式アカウントを利用される場面が増えています。
飲食店でLINE公式アカウントを導入する時に直面する、

「お店に導入してみたいけど、どんな活用方法があるの?」
「他の飲食店はどうやって取り組んでいるの?」

こんなお悩みにお答えします

本記事では、実際にLINE公式アカウントを活用して成功した飲食店の事例を5つ厳選し、それぞれの作り方のコツを分かりやすく解説します。

また、具体例を通して、効果的な機能の設定方法についてもあわせてご紹介!

この記事を読めばLINE公式アカウントを有効に活用でき、あなたの飲食店の集客力をアップさせるヒントが見つかるはずです。
ぜひ最後までチェックして、LINE運用に取り入れてくださいね。

飲食店のLINE公式アカウント活用事例5選!

飲食店のLINE公式アカウントの成功事例や作り方のコツを一例づつ順番にご紹介していきます。
いいなと思われる事例があれば、どんどん活用してみてください。

飲食店のLINE公式アカウント活用事例|リッチメニュー

まずは、リッチメニューの活用事例をご紹介します。
リッチメニューとは、LINEを開いた時に下の方に出てくる、画像のメニューを指します。

画面を大きく占めるメニュー画像となり、お客様の気を引けるポイント部分ですので、飲食店の特徴や推しポイントなどで活用したいところ。

リッチメニューをタップする(タッチする)と、LINEで自動的にメッセージを送ったり、メニューを表示させたり、予約画面を開いたりといろいろなアクションを促せます。

実際の熊本ラーメン 黒亭様のLINE公式アカウントの成功事例から、リッチメニューに注目して見てみましょう。

熊本ラーメン 黒亭様のリッチメニュー活用法

熊本ラーメン黒亭様のリッチメニューには、オンラインショップの商品で大きめの枠を取り、画像を変更しながらPRされていました。

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引用元:LINEヤフー for business(飲食店事例

動画投稿サイトに投稿された商品PR動画へのボタンや、商品のオリジナルの調理方法をご紹介されたレシピ投稿サイトへのボタンも作られ、いろいろなサイトを上手に活用されている印象です。

この事例では、リッチメニューで商品のPR画像やメニュー画像を表示させたり、他のサイトへ誘導をしたりして活用されていました。
リッチメニューは、顧客が直感的に操作でき、利便性も向上します。

クーポンやそのほかのお店の情報などを一目で伝えられる、とても便利なリッチメニューの機能を利用して、来店促進に活用しましょう。

リッチメニュー設定方法

リッチメニューの設定は、LINE公式アカウントの管理画面から行います。
該当アカウントにログインし、下記の場所より設定を行います。

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リッチメニューのテンプレートを選び、リッチメニュー用の画像をアップロードしましょう。
リッチメニューの画像はLINEでも飲食店で使えるようなテンプレートが用意されていて、無料で活用できます。
テンプレートはこちらから

リッチメニュー画像は、LINEクリエイティブラボやキャンバなどでも作成できますよ。あとは各ボタンにあわせ、機能の設定をしていきます。

別の記事にてさらに詳しくご説明します。

リッチメニューの公式説明ページはこちら

飲食店のLINE公式アカウント活用事例|クーポン

お好み焼店「ぼてぢゅう」様のライン公式アカウントより、クーポン活用の事例に注目してご紹介します。

ライン公式アカウントのクーポン機能を利用して、お客様へ友だち追加へ促したり、リピーターの来店頻度を高める目的で利用されることが多いです。
お好み焼店「ぼてぢゅう」様の実際の成功事例を見ていきましょう。

お好み焼店「ぼてぢゅう」様のクーポン活用法

お好み焼店「ぼてぢゅう」様のクーポン活用事例として、いつでも使える割引クーポンや毎月配信されるクーポンなど、お客様にとっても喜ばれそうな内容ですね!

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引用元:LINEヤフー for business(飲食店事例

特に友だち追加時のクーポンは開封率が90%以上の店舗もあるとのこと。
直近では割引分の売上は下がりますが、その後もLINE内にて定期的にクーポン配布やPRを行って、長期的に集客アップを目指されていました。

期間限定クーポンやLINEの友だち限定クーポンを作成することで、LINE内にしかないお得感も感じられますね。

クーポン設定方法

クーポン設定は、LINE公式アカウントの管理画面のホーム画面、左メニューツールの中の、クーポンのところから作成します。

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誰でも利用できるクーポンを作成したい場合は、『条件なし』を選び、作成画面へと進みます。
クーポン画像を作成、アップロードし、割引額や有効期限を設定すれば完了です。

リッチメニューと同様に、LINEで無料提供されている画像もあります。
LINEの無料画像はこちら

詳しい作成方法は、別の記事にてさらに分かりやすく解説します。

クーポン説明の公式ページはこちら

飲食店のLINE公式アカウント活用事例|ショップカード

ビアパブTHE GRUB様の活用事例を参考にして、LINE公式アカウントのショップカードの活用に着目します。
ショップカードという名称ですが、LINE内でのポイントカードの機能を指します。

飲食店のお店ではポイントカードを発行されているお店が多いですが、同様の機能をLINEで作成できます。
ビアパブTHE GRUB様の成功事例を元に見ていきましょう。

ビアパブTHE GRUB様のショップカード活用法

ビアパブTHE GRUB様のショップカード活用方法としては、紙のポイントカードと同じ内容で利用されていました。

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引用元:LINEヤフー for business(飲食店事例

ビアパブTHE GRUB様では1回のテイクアウトで1ポイント獲得でき、3ポイント獲得できれば500円割引となっています。
3ポイントで達成できれば、あと少しで特典が獲得できそう!というお客様の気持ちに後押しができそうですよね。

紙のスタンプカードと違い、LINEのショップカードは紛失の心配もなく、利便性が高いです。
また、飲食店側としても紙の発行コストが削減できるのもうれしいポイント。

リピーター獲得施策として、ショップカードも大きく活躍してくれそうです。

ショップカード設定方法

ショップカードの設定は、LINE公式アカウントの管理画面のホーム画面、左メニューツールの中の、ショップカードのところから作成します。

line-official-restaurant-case-shopcard1.png

誰でも利用できるクーポンを作成したい場合は、『条件なし』を選び、作成画面へと進みます。
詳しい作成方法は、別の記事にてさらに分かりやすく解説します。

ショップカード作成の公式ページの説明はこちら

飲食店のLINE公式アカウント活用事例|メッセージ配信

タピオカ店様のLINE公式アカウントを例に、メッセージ配信活用についても見ていきます。
メッセージ配信はLINEでなじみのある機能ですね。

お客様へダイレクトに一斉にメッセージを送ることで、届けたい情報を直接伝えることができます。
タピオカ店様の実際の成功事例をご紹介します。

タピオカ店様のメッセージ配信の活用法

タピオカ店様のメッセージ配信活用事例では、シーズンメニューの配信となっていました。

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引用元:LINEヤフー for business(飲食店事例

毎月変わるメニューや期間限定メニューがある飲食店でも利用できそうですね。

メッセージ配信の設定方法

メッセージ配信の設定は、LINE公式アカウントの管理画面、ホームの左メニュー上方の『メッセージ配信』の中にある、『メッセージを作成』のところから作成します。

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今すぐ配信や時間を指定した配信ができます。
詳しい作成方法は、別の記事にてさらに分かりやすく解説します。

メッセージ配信作成の公式の説明ページはこちら

飲食店のLINE公式アカウント活用事例|LINEで予約

LINEで予約は、ぐるなびやRettyなどの予約機能とひもづけて、LINE上で予約受け付けを簡単に行える機能です。

line-official-restaurant-case-lineyoyaku1.png

引用元:LINEキャンパス(LINEで予約を受け付けたい(LINEで予約)

お店の予約受付やキャンセルをシンプルな操作で完了できるため、お客様の利便性も高まりますね。

現在、席のみの予約を受け付ける仕様になっています。
さっそく、飲食店「赤から」様の成功事例を見てみましょう。

飲食店「赤から」様のLINEで予約の活用法

LINEで予約の機能を見事に活用されている、飲食店「赤から」様のLINE公式アカウントでは、リッチメニューやメッセージ配信でクーポンと一緒に予約フォームを流されていました。

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引用元:LINEヤフー for business(飲食店事例

LINEで予約はお客様への認知度も高まり、予約を利用していただくにしたがって、お客様と継続的にコミュニケーションを取ることができたそうです。

LINEで予約の設定方法

LINEで予約の設定をするためには、次の予約サイトに登録しているのが条件となっています。

・idea;record
・ebisol
・ぐるなび
・LINEヤフー(PayPayグルメ)
・USEN(ヒトサラ)

LINE公式アカウントと予約サイトをひもづけすることで、LINE公式アカウント上で簡単に予約を入れることができます。
各予約サイトによって、登録方法は異なります。

登録が完了したら、予約リンクをプロフィールやリッチメニューに設定しましょう。

LINEで予約の公式説明ページはこちら

飲食店がLINE公式アカウントを使う際の注意点

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飲食店のLINE公式アカウントを運用する時に気を付けたい、注意点を4点ご紹介します。

プロフィールを充実させておこう

プロフィール部分の情報まで充実しているお店はまだ少ないです。

お店のマップ情報はもちろん、ライン公式アカウントで作成したクーポンやショップカードの機能などをプロフィール部分にも設定しておきましょう。

プロフィール欄から予約機能やショップカード(ポイントカード)をしっかり見せることで、お店のPRができますよ。

友だち追加をしてもらう必要がある

まずはLINEに友だち追加をしてもらう施策を取り入れる必要があります。
店舗でLINEの登録用の二次元コードを設置したり、SNSやホームページなどでお知らせするといいですね。

ドリンク1杯無料やお会計から何パーセント割引などで友だち追加を訴求する例を多く見かけます。

今すぐ利用できるLINE限定のクーポンはお客様にとってもうれしいので、友だち追加への強い後押しになってくれそうです。

メッセージ数に制限がある

LINE公式アカウントでは、無料プランでのメッセージ配信には制限があります。

無料プランでは、現在1カ月あたり200通までしかメッセージを送れません。
追加で送信したい場合には有料プランへの切り替えが必要です。

たとえば、友だちが200人いて、一斉配信を1回するとすぐに上限に達してしまいます。

そのため、重要な情報のみを厳選して送信することが大切です。
効果的なメッセージ戦略を立て、必要な情報のみを配信しましょう。

ブロックされる可能性がある

過剰なメッセージ配信やお客様の希望に沿わない内容は、ブロックをされる原因になることも。

お客様が不要と感じるメッセージを頻繁に送ると、「通知が多すぎる」「うざったい」と思われてしまうためです。

一般的に適切な頻度(週1~2回程度)の配信が効果的と言われています。
お客様にとって有益な情報を適切な頻度で配信し、長期的な関係を築きましょう。

まとめ|飲食店のLINE公式アカウントを集客に活用しよう

今回ご紹介した、他の飲食店の成功事例をご自身のお店でぜひ活用ください。
LINE公式アカウントを使って、コストを大きくかけずに集客力やリピート率を高めていけることでしょう。

この記事を参考に、LINE公式アカウントの設定をしてみてくださいね。

おうちofficeでは、LINE公式アカウントのサポートや構築代行を承っております!
LINE公式アカウントのことなら、ぜひお気軽にご相談ください。

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